ちょっとピンぼけ

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【ちょっとピンぼけ】

20世紀を代表する戦争カメラマンのロバート・キャパ(1913-1954)の写真集に、
こんなタイトルの物がある(原著:Slightly Out of Focus 1947)。

キャパの写真、確かにちょっとピンぼけな物が多い・・・
ピンぼけどころかブレブレ写真も多い。
が、彼の写真の場合はそんなことは全く問題ではない。
写真の写りが問題なのではなく、そこに写っている内容そのものが大切だから。

興味のある方は、ちょっとネットで検索してみてください。
歴史の教科書で見たことがあるような戦場の写真が山の様に出てきますから。

と、一見ネタがまじめそうですが・・・
何のことはない、前回の続きです(笑)

IMG_2607.JPG
EOS 30D EF70-200mm F2.8L (撮影時 98.0mm) フォーカス:AIフォーカスAF
露出:Av(ISO:100 評価測光 F:4.0 T:1/1000 補正:0 WB:太陽光)


前回と似たようなカットです。撮影条件は全く一緒でこれもノートリミング。
時間的には前回の3分6秒前(笑)。

で、この写真、【ちょっとピンぼけ】
前回『オートフォーカスって意外とピント合わない(???)んですが、』と書いたのがこの事。
このカット、この程度のサイズで見たり、
ポストカード程度のサイズにプリントする分には特段問題は無いんだけど、
4切り(最近はA4強と言った方がわかり易いかな)ぐらいにのばそうと思うとちょっと無理があり、
目から、耳にかけての表情がぼ~としてしまう。

ピントがいまいち合っていないから・・・いえ、合っています完全に。

IMG_2607_hana.JPGきれいに合ってるでしょ、鼻に(笑)
これが人間のポートレートならさして問題にならないんでしょうが、
何せ、鼻のなが~いコリーさん。
鼻の頭にピントがあると言うことは、目の位置では・・・

IMG_2607_me.JPG
【ちょっとピンぼけ】

まあ、通販の宣伝でもあるまいし、等倍で見る必要は無いんだけど、
これだけぼけてると4切りはちょっとつらい。

『オートフォーカスって意外とピント合わない』てのは、表現としては正確ではなくて、
『合わせたいところになかなか合わないと』言ったほうのが正しい。
AIフォーカスAF なんて動体用のモードにしたまんま(切り替えるの忘れてた)
使っていたカト兄さんも悪いんだが、ワンショットにしていてもあまり変わらないと思う(笑)

比較的距離のある動いている物なら、AFの方がピントが合うと思うんだけどね・・・
こういう被写体はマニュアルの方がピントが合わせやすい、と思う。

が、AF一眼って・・・マニュアルでピントが合わせずらい(怒)
100万円近くもするようなプロ用なら違うのかもしれないけど、
普及価格帯のカメラのファインダーって、絶対マニュアルでのピント合わせを無視してるよね。
メーカーさんはそんなこと無い!っていうだろうけど。

キャノンさん、F1のファインダー付けたデジカメ作ってくれません?AFいらないから・・・
まあ、でないだろうけどね。

ニコンさん、F3のデジタルバージョン作ってくれません?
結構売れるんじゃないかなぁ~
売れないか(笑)













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